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約400年続いた平安時代の前期のあたりに活躍した女流歌人、
小野小町が生前に残した主な和歌を、百人一首採用作品も含めて紹介。
全体的にみると恋歌が多いのが特徴。
古今和歌集収録
百人一首収録作品 113 花のいろは うつりなけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに |
美女だったと知られる彼女が 短命な女性の美/若さと いつの間にかそれを失ってしまった 事を悲しんで読んだ作品 |
552 思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを |
愛しい人を思いながら寝たところ その人が夢に出現した中、 夢だとわかつていたら目覚めたくなかった、 という内容 |
557 おろかなる 涙ぞ袖に 玉はなす 我はせきあへず 滝つ瀬なれば |
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623 みるめなき わが身をうらと 知らねばや かれなで海人の 足たゆくくる |
私に会えるはずないのに (魅力的な)私/小町のところにやってくる 男を哀れに思う気持ちを詠んだ作品 |
635 秋の夜も 名のみなりけり 逢ふといへば ことぞともなく 明けぬるものを |
「秋の夜長」 という言葉が存在するが 男女が交じり合う秋の夜は すぐにあけてしまうものだ、 という作品 |
656 うつつには さもこそあらめ 夢にさへ 一目をもると 見るがわびしさ |
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727 海人の すむ里のしるべに あらなくに 恨みむとのみ 人の云うふらむ |
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782 今はとて わが身時雨に ふりぬれば 言の葉さへに うつろひにけり |
男との別れに関連したうた |
797 色見えで うつろふものは 世の中の 人の心の 花にぞありける |
恋心という、 周りからは色の変化が分からない花 (植物の花は周囲からすぐ色の変化がわかる) に関するうた |
822 秋風に 逢ふたのみこそ かなしけれ わが身むなしく なりぬとおもへば |
こちらも恋歌 |
938 わびせれば 身を浮草の 値をたえて 誘ふ水あらば 去なむとぞおもふ |
文屋康秀(六歌仙の1人)から誘われた時の返歌 |
1030 人に逢はむ つきのなきには おもひおきて 胸走り火に 心やけをり |
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