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国内プロサッカー業界の勢力図(人口の相関関係)
2017年度のJ1加盟クラブの営業利益ランキングとホームタウン人口
順位/クラブ名 | 営業利益 | ホームタウン 人口 |
1.浦和レッズ (埼玉県) |
79.7億円 | さいたま市= 約130万人 *人口は 右肩上がり |
2.ウィッセル神戸 (兵庫県) |
52.3億円 | 神戸市= 152万人 (2018/10) |
3.鹿島アントラーズ (茨城県) |
52.2億円 | 鹿嶋市= 6.7万人 [その他4市] 神栖市9.5万人 潮来市2.9万人 鉾田市4.8万人 行方市3.4万人 [5市合計] 約27万人 |
4.川崎フロンターレ (神奈川県) |
51.2億円 | 川崎市= 151万人 (2018/10) |
5.ガンバ大阪 (大阪府) |
49.6億円 | 吹田市= 約37万人 その他、大阪府の 北部各市町村も ホームタウン扱い (細かい数字不明) |
6.横浜Fマリノス (神奈川県) |
47.6億円 | 横浜市= 373万人 |
7.FC東京 (東京都) |
45.8億円 | 調布市= 23万人 正式には 東京都全体がホームタウン。 東京都全体の人口は 1383万人 (2018/08) |
8.清水エスパルス (静岡県) |
40.1億円 | 静岡市= 69万人 (清水区は23.3万人) |
9.セレッソ大阪 (大阪府) |
39.7億円 | 大阪市= 272万人 堺市= 35万人 計307万人 |
10.ジュビロ磐田 (静岡県) |
38.2億円 | 磐田市= 8.5万人 |
11大宮アルディージャ (埼玉県) |
36.8億円 | さいたま市= 約130万人 |
12.柏レイソル (千葉県) |
34.5億円 | 柏市= 42万人 |
13.サンフレッチェ広島 (広島県) |
34.2億円 | 広島市= 119万人 (2016) |
14.サガン鳥栖 (佐賀県) |
33.5億円 | 鳥栖市= 7.3万人 |
15.アルビレックス新潟 (新潟県) |
27.6億円 | 新潟市= 80万人 |
16.ベガルタ仙台 (宮城県) |
27.0億円 | 仙台市= 108万人 |
17.コンサドーレ札幌 (北海道) |
26.7億円 | 札幌市= 196万人 |
18.ヴァンフォーレ甲府 (山梨県) |
17.2億円 | 甲府市= 18.9万人 |
*それぞれ2018年1月期or2017年12月期の決算
[傾向]
- TOP圏内は人口50万人以上のチームが大半。
- そんな中、鹿島アントラーズはホームタウンの総人口がかなり少ないが大健闘している
- ジュビロ磐田は人口の少なさ(集客力の弱さ)が、強化資金の乏しさにつながって低迷が続く
- 札幌や仙台のように、同じ街の中にプロ野球チームがあって、そちらの方が盛り上がっているケースも経営が厳しい
- FC東京はホームスタジアムを都心に移した場合(新設した場合)、かなりポテンシャルがある
- 横浜Fマリノスは地域にサッカーが根付いているが、上位に来れないのはやはりベイスターズの影響か?
2017年度J1クラブ 入場収入ランキング
- 浦和レッズ 23.3億円
- ガンバ大阪 12.6億円
- 川崎フロンターレ 10.3億円
- FC東京 10.2億円
- 横浜Fマリノス 10.1億円
TOP5は大都市ばかり。
最下位は甲府で3.5億円。
17位は浦和に押されて地元ではあまり人気のない大宮の3.9億円。
チーム人件費ランキング(年俸合計)
- ヴィッセル神戸 31.0億円
- 浦和レッズ 26.4億円
- 鹿島アントラーズ 23.8億円
- 川崎フロンターレ 23.39億円
- セレッソ大阪 23.34億円
神戸はポドルスキの年俸が大きな影響を与えているとみられる
最下位は甲府で8.8億円。
イニエスタ等の獲得により、2018年度は50億円を突破する事を予測される。
物販収入ランキング
- 浦和レッズ 8.1億円
- 鹿島アントラーズ 6.9億円
- 川崎フロンターレ 5.6億円
- ガンバ大阪 4.99億円
- 横浜Fマリノス 4.96億円
この数字からも浦和レッズのサポーターの熱心度がよくわかる。
そして、鹿島のサポーターの熱の入り方も同様。
この分野でも最下位は甲府で、約5500万円。
今後の見通し
FC東京が代々木にスタジアムを建設するような報道もあり、
FC東京がどう動くかがポイント。
もし、FC東京が都心にスタジアムを作って熱心なホームタウン活動を行った場合、
日本一のビッグクラブになる可能性もあり。
ただし、東京とは地方出身者の集まりであるほか、巨人軍・ヤクルトの人気を考えると不透明な部分もあり。
そして、神戸はホームタウンの人口が多くて地元出身の三木谷オーナーも
本気でアジア制覇を目指しているため、今後ビッグクラブになっていく可能性が高い。
浦和は東京・大阪などには人口で劣るが、地元のサッカー熱が尋常ではなく
ホームタウンの人口も毎年増え続けているため、継続的にビッグクラブであり続ける可能性が高い。
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