DTM(ドイツツーリングカー選手権)とは?

 

DTMの基本情報



DTM(ドイツツーリングカー選手権)とは、
メルセデスベンツをはじめとした世界的自動車メーカーがひしめく
ドイツをはじめとした地域で開催される、ツーリングカー系のシリーズの事。
(使われる車体は、日本でいうところのSUPER GTで使用されるマシンに近い)

フォーミュラカー系のシリーズではない。


なお、DTMとは
「ドイツ・ツーレンワーゲン・マスターズ」
の略。
年間10戦くらいのレースが開催される。


ヨーロッパでの人気が高いほか、シリーズとしてのランクは高く、
F1を引退して(シートを失って)からDTMに移籍するするドライバーも多い。


具体的には、2001年シーズンを最後にF1から離脱したミカ・ハッキネンが
休養を経て、F1復帰が噂されたものの結局F1には復帰せず、DTMに参戦したような例があり。
総合的にはSUPER GTに日本人ドライバーが多いように、ドイツ人トップドライバーが多い。


2018年時点のチェアマンは元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガー。



主な参戦メーカー
  • メルセデスベンツ
  • BMW
  • アウディ


ライバルシリーズ
  • SUPER GT



英語公式サイト
https://www.dtm.com/en



[補足]
1980年代から1990年代にかけてもDTMというシリーズがあったが、
様々な事業により、1990年代半ばに一度シリーズが消滅。
その後、2000年に復活。


 
 

DTMの今後



なお、参戦メリットの低下を要因として
世界的に石油系のモータースポーツシリーズから
自動車メーカーが撤退するケースが相次いでいる中、
メルセデスベンツが2018年シーズンを最後に徹底し、
フォーミュラEに注力することに。

そのため、WECのLMP1クラス同様に今後の存続がやや危ぶまれている。








 

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