木内健雄



生年月日不明。
(2016年11月にホンダを定年退職しているため、
ホンダが60歳定年制と仮定すると1956年11月生まれという事になる)

 

第2期・Honda F1での活動


大学で電子制御やコンピューターの事を学んだのち、
1981年に本田技研工業入社。

ホンダの第2期・F1活動期間にあたる1983年から1992年の中で、
中嶋悟が日本人としてはじめてF1にフル参戦を開始した1997年の途中から、
F1世界選手権の現場に帯同し始める。

1988年からは年間を通じて現場に帯同することになり、
中島悟の担当エンジニアとなる。

1989年はマクラーレン・ホンダのアイルトン・セナ、
1990年は同チームのアラン・プロストを担当した事で世界的な知名度・評価が高まる。

1991年からは、誰の担当にもならないチーフエンジニア的な存在に昇格。
マシンの開発に本格的に関わり始める。、

1992年の第2期・ラストイヤーまで現場で活躍し続けた。


 
 

第3期のHonda F1での活動



1993年からHondaがF1活動を休止してからは
日本に戻り、ハイブリッドカーや次世代エネルギーに関する仕事に従事。

その後、2000年にHondaがF1活動を再開すると2002年から現場にF1に復帰。
佐藤琢磨がリザーブドライバーを務めていたB.A.R Hondaチームにて
日本側の現場責任者として盟友・橋本健さんと共に現場で再び活躍し始める。

2004年には、B.A.R Hondaがフェラーリに続く2番手の速さを発揮するようになり、
佐藤琢磨が活躍する度に、テレビ等で木内氏に対しても喜びの声を求めるインタビューが行われていた。

しかし、もともと3年で結果を残して現場から離れる事を決めていたため、
当初の考え方を貫き、2005年いっぱいをもって橋本健さんと共に現場から離れ、
2006年からは再び日本でホンダの社員として活動。

一方で、テレビのF1関連特番に度々ゲストとして出演。



 
 

2016年にホンダを退社してからの活動



2016年秋にホンダを定年退職した木内氏は、
2017年1月に東陽テクニカという会社のスタッフとなり、
技術研究所の所長として活動中。










 

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