文芸出版社による2大ノンフィクション賞:大宅賞、小林賞



集英社、講談社、小学館のような総合出版社ではなく、
いわゆる「文芸出版社」の大手、もしくはその会社関連の公共団体が主催する
2つの権威あるノンフィクション作品向け文学賞の概要や比較。



 
 

大宅賞(大宅壮一賞/大宅壮一メモリアル日本フィクション大賞)


通称「大宅賞」と呼ばれる「大宅壮一メモリアル日本フィクション大賞」とは、
文芸春秋社関連の公共団体「(公益財団法人)日本文学振興会」が主催する、
ノンフィクション作品向けの賞。

元々は「大宅壮一ノンフィクション賞」というタイトルだったものの、
2016年の第47回を最後にリニューアルされ、現タイトルに。


賞のタイトルにも入っている大宅壮一氏が亡くなった1970年に創設。


そして、同団体が主催する直木賞・芥川賞というフィクション分野の文学賞の対となる存在。

ちなみに2014年からは「書籍部門」「雑誌部門」の2部門に分かれる形態に。
2017年に「大宅壮一メモリアル日本フィクション大賞」にリニューアルされてからは
読者投票で最も多くの票を得た作品に贈られる読者が新たに新設。



【2017年での賞体制】
 
大賞
マスコミ関係の仕事をしている有識者約10名から成る
「大宅賞委員会」の選考にプラスして読者投票を加味して決定される。
 
読者賞

読者投票で最も多くの票を得た賞に贈られる、2017年新設の賞。
公平性が高いため、「日本一おもしろいノンフィクション大賞」か決まるといってもいい賞。

そして、「本屋大賞」とまったく同じ選考方法であるのが特徴。

 




【文芸春秋HPでの対象作品情報】
個人の筆者(共著を含む)によるルポルタ-ジュ・内幕もの・旅行記・伝記・戦記
・ドキュメンタリー等のノンフィクション作品全般を対象。




【大宅壮一氏とは?】
明治33年生まれのジャーナリスト。
第二次大戦の戦前から戦後にかけて、ジャーナリストとして活躍。
1970年死去。



【過去の主な受賞作品一覧】
  • 尾川正二「極限のなかの人間」・・・・・第1回受賞作品
  • イザヤ・ベンダサン「日本人とユダヤ人」
  • 柳田邦男「マッハの恐怖」
  • 沢木耕太郎「テロルの決算」
  • 猪瀬直樹「ミカドの肖像」
  • 家田荘子「私を抱いてそしてキスして」
  • 櫻井よしこ「エイズ犯罪 血友病患者の悲劇」
  • 佐野眞一「旅する巨人」
  • 佐藤優「自壊する帝国」
  • 児玉博「堤清二 最後の肉声」
  • 増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」


 


小林賞(小林秀雄賞)


小林賞こと「小林秀雄賞」とは、
新潮社が母体となっている公共団体、一般社団法人新潮文芸振興会が
20世紀に活躍した文芸評論家の小林秀雄氏の名を冠して2002年に創設したノンフィクション賞。

フィクション向け賞の三島賞・山本賞と対になる存在。




【小林秀雄氏とは?】
1902年・東京生まれ。
昭和時代に文芸批評家として活躍。
1983年死去。



【新潮社HPでの対象作品情報】
本賞は下記の規定により、自由な精神と柔軟な知性に基づいて新しい世界像を呈示した作品一篇に授与する。
選考の対象は、日本語による言語表現作品一般とする。
ただしフィクション(小説・戯曲・詩歌等)は除外する。





【過去の主な受賞作品一覧】
  • 「三島由紀夫」とはなにものだったのか/橋本治
  • 夏目漱石を読む/吉本隆明
  • 対称性人類学 カイエ・ソバージュV/中沢新一
  • 脳と仮想/茂木健一郎
  • 私家版・ユダヤ文化論/内田樹
  • それでも、日本人は「戦争」を選んだ/加藤陽子
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする/小澤征爾 村上春樹
  • ヘンな日本美術史/山口晃
  • 生きて帰ってきた男―ある日本兵の戦争と戦後/小熊英二
  • 数学する身体/森田真生




 

大宅賞、小林賞の比較

 
  大宅賞 小林賞
主催
公益財団法人
日本文学振興会
(文芸春秋社系)
 
一般社団法人
新潮文芸振興会
(新潮社系)
同団体による
他の主な文学賞
芥川賞
直木賞

三島賞
山本賞
川端賞
 
対象
前年度の既刊本
もしくは
雑誌掲載記事。

公募賞ではない。
 
明確な記載ないものの
こちらも既刊本対象のようです。

そして公募制ではありません。

対象時期
 
1/1-12/31 7/1-6/30
創設
1970年
 
2002年
受賞作
発表雑誌
月刊文藝春秋
(7月号)

新潮
 

正賞=賞金100万円
副賞=航空券(JAL提供)
 
正賞=記念品
副賞=賞金100万円

選考委員
(2017年時点)

大宅賞委員会
(約10名から成る)

お名前は非公開。
その他、読者投票も
加味される。
 
加藤典洋
関川夏央
橋本治
堀江敏幸
養老孟司

その他情報
 

本屋大賞のように
一般投票で最多票の
作品に贈られる
「読者賞」もあり。
 
エッセイに近いものが
受賞するケースもあり











 

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本屋大賞2018ノミネート10作品詳細(あらすじ・内容比較・受賞予想など)
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