【読書の力】 名言集,電子書籍&雑誌情報etc

「銀河鉄道の夜」などでおなじみの、日本を代表する作家。

 

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各世代の主要人物

参考文献
花巻市公式サイト「宮沢賢治年譜」
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/miyazawakenji/about_kenji/1003946.html
https://www.e-haweb.com/home/rinpoosha/
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/miyazawakenji/about_kenji/index.html


父母世代

• 宮沢政次郎・・・・・賢治の父
• イチ・・・・・・賢治の母

賢治世代
 

宮沢賢治	1896年(明治25年)生まれ。 政次郎/イチの長男。 年下の兄弟・姉妹が4人。 現在の岩手県花巻市にあたる地域で生まれる。 盛岡の学校を経て一時期東京に滞在。 帰郷して25歳の頃からは教員生活をスタート。 一方でものを書く活動も始める。 32歳の頃に病を患い、 作家として成功する事なく37歳の頃(1933年)に若くして死去。 亡くなってから作品が広く世に広まる。 (「春と修羅」を読んで賢治の才能を見抜いた高村光太郎が、 賢治の作品が世に出るきっかけになる)
トシ	1898年生まれ。 賢治の２つ年下の妹。 賢治との関係が最も深い姉妹として有名。 病を患い、長く兄・賢治などの看病を受けるが 賢治が26歳だった1922年(大正11年)に若くして死去
シゲ
宮沢清六	賢治の8歳年下の弟。 後述する宮沢和樹さんの祖父にあたる人物。 年譜によると盛岡にて兄・賢治と共に下宿生活をしていた時期もあり。 その他、兄から頼まれて童話の原稿を出版社にもちこむなど、トシ同様に深い仲。
クニ	妹。 年譜によると賢治と共に八戸旅行を経験した事がある模様。

賢治の孫世代

• 宮沢和樹・・・・・・賢治との関係が深い弟・清六の孫。花巻市で株式会社林風舎という会社を経営すると共に、賢治に関連した講演活動などを行う、賢治の事を語り継ぐ貴重な子孫。祖父である清六が生きていた頃は、仲の良かった賢治の事をよく聞かされて育ったという。

 

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宮沢賢治一族の家系図

 

 

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賢治と周辺人物の年表(トシ/保阪嘉内の人生も交え)

年	賢治関連	家族/関連人物 出来事
1896年 (明治29年)	8月下旬、 現在の花巻市で 賢治誕生	保阪嘉内誕生 (山梨県韮崎市出身)
1898年		妹のトシ誕生
1903年	花巻の小学校入学
1909年	地元を離れ、 盛岡中学校 (のちの盛岡第一高校入学し、 寮生活をはじめる
1914年	春に盛岡中学校卒業。
1915年	1月、 盛岡高等農林学校 (現岩手大学農学部) 農学科入学
1916年	修学旅行で東京などを訪問。
1917年	春、 清六が盛岡中学校に入り、 市内で彼と暮らしだす 7月、保阪嘉内らと 同人誌を創刊	弟の清六、 盛岡で賢治と暮らしだす。 秋、祖父の喜助死去。
1918年	2月、親友保阪嘉内の 学校退学を経験。 3月、盛岡高等農林学校卒業。 4月からは研究生に	山梨出身の親友、 保阪嘉内が アザリア5号での 過激文章/思想を理由に 学校を退学。
1920年		トシ、教員になる
1921年	夏、トシの病状をうけて帰郷。 数カ月後、 今の花巻農学校の教師に。 (教員生活のスタート)	トシの病状悪化
1922年	「春と修羅」を書き始める。	11月、トシ死去
1923年	清六を利用し 出版社への売り込みを開始
1924年 (28歳)	詩集「春と修羅」 童話集「注文の多い料理店」 を自費出版。 また花巻市誌公式資料によると この頃に「銀河鉄道の夜」を制作
1926年	3月、花巻農学校の教職を辞する 4月から花巻での 一人暮らしをスタート。 8月からは子供達への 童話読み聞かせをはじめる。 また農業指導のための 法人も設立した。	妹・クニなど、 兄の賢治と八戸旅行
1928年	年末、急性肺炎にかかる
1930年	病状がある程度回復した中 園芸に没頭する
1931年	「風の又三郎」執筆。 またこの頃メモ帳に 「雨にも負けず」 を書き残す
1932年	「グスコーブドリの伝記」発表
1933年	夏に病状が悪化し 9月に37歳の若さで死去
1937年 死後		親友の 保阪嘉内(かない)死去
1941年 死後	死から8年経過後、 「銀河鉄道の夜」出版

死後に国民的な童話作家となる