国内・海外の文学賞一覧/比較




国内・海外の文学賞一覧。



[目次]
  • 大衆文学(エンターテインメント小説)系
  • 純文学系
  • 幅広いジャンルの作品向けの賞
  • 特定ジャンル特化系
  • ノンフィクション系
 



 

エンターテインメント小説(大衆文学)向けの賞


芸術的な文学の純文学とは対照的に、
おもしろさや万人受けを意識したエンタメ小説向けの賞。

 
賞の名称 対象/条件 発表時期 備考


直木賞
(株)文藝春秋系


正式名
直木三十五賞

1935年創設

 


新人・中堅作家による
既刊の
単行本向け
(長編or短編集)
非公募型



  
年2回
7月(上半期)
1月(下半期)
 

大衆文学分野の国内最高峰の賞。

他の賞とは違い、
年2回
7月(上半期)
1月(下半期)
発表される。
 


松本清張賞
(株)文藝春秋系

1994年創設


 
未発表の
長編エンタメ小説
(公募型/新人向け)
4月
直木賞と比較すると
注目度は大きく劣る。

新人向け。

山本周五郎賞
(新潮社)

通称
山本賞
 


4月から翌年3月までに
発表された作品が選考対象
(非公募型)

 
5月 文藝春秋社の
最大のライバルである
新潮社の賞。

直木賞最大のライバル。
 



吉川英治文学賞
(講談社系)


 
非公募型
詳しい条件整理中
 
3月
講談社系の
エンタメ小説賞

1967年創設

吉川英治文学新人賞
(講談社系)
 


1/1-12/31の間に
新聞や雑誌・単行本等に
優秀な作品を投稿した
新人作家の作品に贈られる


 
3月 3大出版社の一角
講談社系の
エンタメ小説賞

新人と中堅作家向け。

1967年創設


吉川英治文庫賞
(講談社系)

2016年新設

 
主に中堅・ベテランの
作家向けの商品で
優秀な文庫作品に
対して贈られる
(非公募型)
3月 第1回目から
大物作家の作品が
受賞しており、
今後もますますの
注目度アップが
予測される賞


柴田錬三郎賞
(集英社)


1988年創設
 




7月から翌年6月までに
刊行された小説の中から
最優秀作を選ぶ
(非公募型)


 
10月 3大出版社の一角
集英社系の
エンタメ小説賞




小説すばる新人賞
(集英社)

公募新人賞






 


公募型新人賞。
エンタメ小説であれば
詳しいジャンルは不問
(未発表作品に限る)
 
9月
 

小説すばる
発表
受賞作は必ず
集英社が単行本化
してくれる



 


 

純文学向けの賞

 
エンタメ小説とは対照的に、アート(芸術)要素の強い純文学作品向けの賞。
ノーベル文学賞はこちらに分類される。
大衆性は薄いが、一部の人達の間では根強い人気がある分野。

 
賞の名称 対象/条件 発表時期 備考



芥川賞
(株)文藝春秋系


1935年創設
 
新進作家による
短編・中編
純文学作品
(非公募型)
[年2回]
上半期=
7月
下半期=
1月


純文学界の
国内最高峰。

受賞作品は
「文藝春秋」
誌に全文掲載。

そのため、
「文藝春秋」誌は
掲載号のみ
部数が大きく伸びる。


 


三島由紀夫賞
(新潮社)

通称
三島賞

1988年創設

 
新人の
小説・評論・詩歌
などが受賞対象。
5月
 
雑誌
「新潮」
にて発表
 
文藝春秋社と並ぶ
国内最大級の
文芸出版社である
新潮社の賞。

芥川賞の
最大のライバル。


野間文芸賞
(講談社系)

1941年創設

 

9月から8月に発表された
小説・戯曲・評論・
その他が対象。
(非公募型)

 
11月
こちらでは
芥川賞とは違い
新人ではなく、
中堅・大物系の
純文学作品が対象。

これまでそうそうたる
大物作家の作品が
受賞してきた。

 



太宰治賞

[主催]
筑摩書房
三鷹市

1964年創設

 
新人向け。
公募型。
 
5月
もともとは
筑摩書房の単独主催。

1978年を最後に
20年以上中断。

1999年に
太宰とゆかりが深い
東京都三鷹市との
共同主催という形で
賞が復活。

大賞のほかに
「優秀作」
が選ばれる事もあり。

 



川端康成文学賞

主催=川端康成記念会
後援=新潮社

1974年創設


 
前年に
雑誌や単行本内で
発表された短編小説
が対象
4月
 
雑誌
「新潮」
にて発表
 
こちらは
ノーベル文学賞を
重賞した川端康成の
名前を冠した
短編系の賞


すばる文学賞
(集英社)

1977年創設
 
新人向けの
純文学賞


9月
 
雑誌
「すばる」
にて発表
 
3大出版社の一角である
集英社による
新人向け純文学賞


野間文芸新人賞
(講談社系)

 

9月から8月に発表された
新人の小説が対象
(非公募型)
11月
野間文芸賞と比較して
こちらは新人向け。
そういった意味では
芥川賞のライバル。

候補作はマスコミ
関係者が選定。
 


文藝賞
(河出書房新社)

 
公募型
新人向け

8月
 
雑誌
「文藝」
にて発表
 

賞金は50万円
と少なめで
少しランクは落ちる

授賞式は10月頃。


[海外]
ノーベル文学賞
(ノーベル賞の1部門)

1901年創設

 

こちらは
作品ではなく
優れた純文学作品を
発表してきた
作家に対して贈られる
 
10月
純文学系の世界の
世界最高峰。

日本にも
カズオイシグロ含めて
数人の受賞者がいる。

 



[海外]
ブッカー賞

1968年創設

 
整理中 情報整理中 カズオイシグロ
も受賞している賞


ブッカー賞はカズオイシグロなどが受賞していて純文学系で合っていると思いますが
ジャンルが微妙である場合、テーブルを移動する可能性があります。


 



 

幅広いジャンルの作品向けの賞


本屋大賞を含めてジャンルを問わない系統の賞。
特に本屋大賞は直木賞・芥川賞と並ぶ存在にまでなってきている。

 
賞の名称 対象/条件 発表時期 備考



本屋大賞


2004年創設


 


作家(同業者)ではなく、
一般読者の観点に近い
全国の書店員の
投票で決まる賞。

純文学・大衆文学を
問わないが、
大衆文学寄り。
(非公募型)


 
4月
 

1月に
ノミネート
10作品決定
受賞後の
部数の伸びは
直木賞
芥川賞

を超えている状態のため
作家の中には
この作品の受賞を
最も重視している人が
増加中。
 



毎日出版文化賞
(毎日新聞社)


 
9月から8月に発表された
あらゆる分野の
作品が大賞
(非公募型)
11月
初め

70回以上の
開催歴を誇る。

■文学・芸術部門
■人文・社会部門
■自然科学部門
■企画部門

出版社の自薦出版物
などが対象
 

読売文学賞
(読売新聞社)

1949年創設

 
あらゆる分野の
作品が大賞
(非公募型)
2月

■小説
■戯曲・シナリオ
■評論・伝記
■詩歌俳句
■研究・翻訳
■随筆・紀行
の6部門から成る。

文芸界の様々な人に
推薦してもらって
候補作が決まる。

副賞200万円

小説賞は
そうそうたるメンツが
受賞してきた

 


谷崎潤一郎賞
(中央公論新社)

1965年創設

 
時代を代表する
優れた小説・戯曲を
対象とする
(非公募型)
 
8月
幅広いジャンルの小説を
発表してきた
谷崎氏の名を冠した賞。

そうそうたる
大物が受賞してきた。

純文学賞と
大衆文学賞の中間系


 



司馬遼太郎賞
(司馬遼太郎記念財団)

1997年創設


 


[対象公式説明]
文芸、学芸、ジャーナリズムの
幅広い分野のなかから、
創造性にあふれ、
さらなる活躍を予感させる
作品を対象に選考し、
決定します

 

*2004年の8回目までは
作家が受賞対象だった

 
12月
はじめ
小説から
ノンフィクションまで
幅広い作品が対象



小説が受賞する事が多いが
ジャーナリズムの奨励を
賞の主旨の一つにしている
事もあって
ノンフィクションが
受賞する事もあり。


マスコミ関係者が
候補を選ぶ


[海外]
ビューリッツアー賞
Pulitzer prize


1917年創設

文学分野は
6部門

 
大衆向けの
アメリカ人の作品が対象
4月

宇多田ヒカルで有名な
米のコロンビア大学が
ジャーナリズムを
表彰する賞。

ノーベル賞同様に
様々な部門がある。
全19部門
 
 


 


 

その他、特定ジャンルの賞



[ミステリー系]
 
賞の名称 対象/条件 発表時期 備考




日本推理作家協会賞
(日本推理作家協会)


<長編及び連作短編集部門>
<短編部門>
<評論・研究部門>


 
中堅・ベテラン向け 4月 賞金は欲しがっていない
大物向けで賞金は50万円。

ただし、
極めて高い権威をもつ。



江戸川乱歩賞
(日本推理作家協会)

1955年創設


 
推理小説新人賞 6月 新人の登竜門。
賞金1000万円

東野圭吾や
池井戸潤は
この賞を獲った事で
一気に注目度が上がった。
 



このミステリーがすごい!大賞
(宝島社)


通称
このミス

 
幅広い
ミステリ作品が対象
10月 大賞の賞金は
1200万円

優秀賞でも200万円

賞金額では
乱歩賞を上回る



横溝正史ミステリ大賞
(カドカワ)

 
広義のミステリ小説 4月

[特記事項]
この賞は2018年で終了。
2019年からは
「横溝正史
ミステリ&ホラー大賞」
にリニューアル


 




アガサ・クリスティー賞
(早川書房)

 
「ミステリの女王」
現代に受け継ぎ、
発展・進化させる
総合的な
ミステリを対象
 
7月 世界一有名な
ミステリー作家である
アガサを名前を冠した賞。

名前が大きいだけに
今後一気に権威ある
賞に成長する
可能性を秘める。

賞金100万円
 



新潮ミステリー大賞
(新潮社)

2015年新設

 

公募型新人賞。

ストーリー性豊かな
広義のミステリ作品。
自作/未発表の
日本語作品に限る
7月末
雑誌
「小説新潮」
で発表
新設賞で
まだ権威/知名度低い。

賞金300万円


日本ミステリー文学大賞
(光文社)

1998年創設

 
我が国のミステリー文学
の発展に著しく寄与した
作家および評論家
が受賞対象
11月上旬
副賞300万円

そうそうたる人物が
受賞してきた。
功労賞的な部分あり。

候補はマスコミ関係者の
アンケートで決定
 



日本ミステリー文学大賞
新人賞
(光文社)


1998年創設


 
賞の目的:
新しい才能と
野心に溢れた
新人作家の発掘
11月上旬 日本ミステリー文学大賞
の新人部門的。
こちらは作家ではなく
作品が受賞対象。

副賞500万円。
こちらのほうが
賞金額が大きい。


鮎川哲也賞
(東京創元社)

1989年創設

 

公募型新人賞。

未発表の
長編ミステリー作品
 
4月初め 受賞すると
東京創元社が
単行本化してくれる。

副賞はその印税全額。
 


ミステリーズ!新人賞
(東京創元社)

2004年創設

 
公募型新人賞。

未発表の
短編ミステリー作品
8月 こちらは短編向け。

賞金30万円と
今のところ小規模
 
  • SF系
  • ファンタジー系
  • 児童文学系
などは工事中



 
 

ノンフィクション作品向けの賞

 
賞の名称 対象/条件 発表時期 備考


大宅壮一メモリアル
日本ノンフィクション大賞
(文藝春秋系)

通称
大宅賞

1970年に
「大宅壮一ノンフィクション賞」
としてスタート。
2017年から現賞名に。

 
対象期間内に発表された
最も優れた
ノンフィクション作品
を顕彰
5月 芥川賞
直木賞同様に
ノンフィクション分野では
高い権威をもつ賞


講談社
ノンフィクション賞

1979年創設

 
整理中 7月  


開高健
ノンフィクション賞
(集英社)

2003年創設

 
幅広いジャンルの
ノンフィクション作品
が対象
7月 3大出版社の
集英社4賞の一つ。

副賞300万円
 



Yahooニュース/本屋大賞
ノンフィクション本大賞


2018年創設


 

本屋大賞同様に
書店員の投票で決まる
11月 Yahooニュースと
本屋大賞のコラボ賞。

1回目から
高い注目度
















 

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年度別の文学賞受賞作一覧


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1940年代前半
1940年代後半
1950年度(昭和25年)
1951年度(昭和26年)
1952年度(昭和27年)
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本屋大賞2018ノミネート10作品詳細(あらすじ・内容比較・受賞予想など)
2018年1月にノミネート10作品発表