新潮社系ノンフィクション賞:小林秀雄賞、新潮ドキュメント賞、新田次郎文学賞




新潮社が単独開催、もしくは共催などの形で関わっている、
ノンフィクション系作品向けの文学賞の規模や位置づけなどの比較。


 
 

小林秀雄賞



新潮社系の財団法人「新潮文芸振興会」が単独で主催する、
ノンフィクション作品を対象にした文学賞。
日本語で書かれていることが条件。

2002年創設と新しい賞ながら、
ノンフィクション系の文学賞の中では、国内で最も権威ある賞の一つ。




【過去の主な受賞作品】
  • 「三島由紀夫」とはなにものだったのか/橋本治
  • 夏目漱石を読む/吉本隆明
  • 会社はこれからどうなるのか/岩井克人
  • 脳と仮想/茂木健一郎
  • 私家版・ユダヤ文化論/内田樹
  • 日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で/水村美苗
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする/小澤征爾・村上春樹
  • 生きて帰ってきた男 ―ある日本兵の戦争と戦後/小熊英二


エッセイ(日記系)ではないものの、フィクション性のまったくない
典型的なノンフィクション系の作品が受賞。


 
 

新潮ドキュメント大賞




小林秀雄賞の創設年度と同じく、2002年に創設された、
新潮社(関連財団法人)主催のもう一つのノンフィクション賞。


【では、何が小林賞と違うのか?】
同じくノンフィクション系の賞である小林賞との違いを分析してみると、
小林賞の作品は事件や社会問題があまり絡まない評論系作品が受賞するのに対し、
こちらの賞は「ドキュメント」という名称が入っている通り、
特定の事件や社会問題を特集するテレビの2時間特番、
もしくは毎日のニュース番組内での特集に登場するような、
「読むドキュメント番組」
といった感じの作品が中心であることが違いのようです。


もっと具体的に言うと、フジテレビ系で日曜午後に放送されている
「ザ・ノンフィクション」
http://www.fujitv.co.jp/thenonfx/
で取り上げられるような、特定の社会問題(深刻な話題が中心)を特集する
ドキュメント番組を、文字に起こして単行本化したような作品に贈られる賞。




【過去の主な受賞作品】
  • ドキュメント 戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争―高木徹
  • 武士の家計簿/磯田道史
  • メディアの支配者/中川一徳
  • 自壊する帝国/佐藤優
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―/福田ますみ
  • 少女売買―インドに売られたネパールの少女たち―長谷川まり子
  • 半島へ、ふたたび蓮池薫
  • 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか/増田俊也
  • 原節子の真実/石井妙子
  • 子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から/ブレイディみかこ
  • ブンヤ暮らし三十六年 回想の朝日新聞/永栄潔


 
 

△新田次郎文学賞


この賞に関しては、新潮社が主催する賞ではなく、主催は新田次郎記念館。
新潮社は「賞の発表媒体を提供する」という役割。

そのため、新潮社HPには、この賞の詳しい概要の説明はありません。

また、新田次郎自体は小説家ながら、
この賞自体はフィクション向け/ノンフィクション向けの中間に位置し、どちらかはいまいち分類できず。


ただし、
ニュース記事やWikipedia情報では「ノンフィクション、および自然界を題材にした作品」
が対象というようなことが書かれています。


新田次郎記念館のHP自体もないため公式情報が少なく、ややわからない点があります。
賞の位置づけなど大幅に加筆・修正させてもよう場合もありますがご了承ください。



【新田次郎とは?】
気象台で働いていた経歴を持つ小説家。
富士山頂などで働いていた時期があり、山岳小説で有名。
1955年には直木賞を受賞。
1912年生まれで1980年死去。




【過去の主な受賞作品】
  • 異郷の歌/岡松和夫(小説)
  • 大君の通貨/佐藤雅美(歴史経済小説)
  • 白き嶺の男/谷甲州(山岳小説)
  • F1 地上の夢/海老沢泰久(スポーツノンフィクション)
  • 友子/髙橋揆一郎(小説)
  • 漂泊の牙(小説)
  • ハラスのいた日々/仲野孝次(エッセイ)
  • 四十七人の刺客/池宮彰一郎(歴史小説)
  • 一瞬の夏/沢木耕太郎(ノンフィクション)
  • 灰色の北壁/真保裕一(小説)
  • 男たちの大和/辺見じゅん(戦争関連ノンフィクション)
  • リーチ先生/原田マハ(アート小説)
  • ひみつの王国:評伝/石井桃子(ノンフィクション)
  • つかこうへい正伝1968-1982/長谷川康夫(ノンフィクション)


 


 
  小林秀雄賞 新潮
ドキュメント賞
新田次郎文学賞
主催 新潮文芸振興会 新潮文芸振興会
新田次郎記念会
(新潮社は発表誌を
提供する役割)

 
創設 2002年 2002年 1982年
開催頻度 毎年 毎年 毎年
正賞
副賞
正賞=記念品
副賞=賞金100万円
正賞=記念品
副賞=賞金100万円
不明

選考委員
(2017年)
 

加藤典洋
関川夏央
橋本治
堀江敏幸
養老孟司
 

池上彰
梯久美子
櫻井よし子
藤原正彦
保坂正康

有名TVキャスター
が2人もいるのが特徴
 
不明
発表誌 新潮 新潮45 小説新潮








 

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本屋大賞2018ノミネート10作品詳細(あらすじ・内容比較・受賞予想など)
2018年1月にノミネート10作品発表