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文豪の中でも特に波乱万丈な人生をおくったと言われる太宰治の生涯を
年表形式で簡単にわかりやすく紹介。



参考文献
五所川原市公式サイト
https://www.city.goshogawara.lg.jp/kyouiku/bunka/dazai.html
https://www.city.goshogawara.lg.jp/kyouiku/bunka/syayokan.html
三鷹市公式サイト


 

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太宰治の基本プロフィール

本名	津島修治
出身	青森県五所川原市 (当時の)
生年	1909年6月19日 (明治42年)
没年	1948年6月19日 (昭和23年)
代表作	人間失格 斜陽 走れメロス ヴィヨンの妻 富嶽百景(エッセイ)
全盛期	1940年代 (死の時期まで活躍)

 

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太宰治の年表(人生/作品)

 

年	出来事	作品
1909年 (明治42年)	青森北西部の 旧金木町 (現五所川原市)にて 津島という名家の子 として誕生。
1916年	金木第一尋常小に入学
1923年	県立青森中に入学
1927年	官立弘前高校入学。 ＊最初の結婚相手・ 小山初代(地元の芸妓)と出会う
1929年	自殺を試みるも失敗
1930年 (昭和5年) 上京	上京して4月に 東京帝国大学 (いまの東京大学) 仏文科入り 東京都心での下宿生活開始。 またこの頃に井伏鱒二との交流がはじまる。
1931年 最初の夫婦生活	同郷の小山初代と結婚し、 品川で暮らし始める (仮祝言は前年末)
1933年	杉並区移住 (井伏氏の家付近) 太宰治というペンネームを使い始める	列車
1934年		葉
1935年 (昭和10年)	この年の春、 新聞社入社試験に落ちたのち 首吊り自殺を図るも失敗。 夏には千葉の船橋に移住。 秋には大学除籍処分に	道化の華
1936年	初の創作集「晩年」発表。 芥川賞受賞を強く欲していたが 落ち続ける日々	晩年
1937年	小山初代と別れる
1938年 山梨生活 2度目の結婚	井伏鱒二が河口湖の天下茶屋で 創作活動をしている事にを知り彼のもとへ。 井伏氏と登山などを楽しんだのち、 井伏氏は現地を去るが自身は河口湖に残り 創作活動を行う。 井伏夫妻の紹介で甲府の女性、 石原美知子と9月にお見合いをし、 11月に婚約。
1939年 甲府から三鷹へ	1月、 甲府での新婚生活がスタート。 2月に天下茶屋時代などの事を 元にした随筆作品を発表。 短い甲府生活を経て 9月に東京の三鷹へ移住。	富嶽百景 (随筆/エッセイ系) 女生徒
1940年 このあたりから 明確な売れっ子 作家時代突入	「新潮」で走れメロス発表	走れメロス
1941年	長女・園子誕生。 ＊のちの不倫相手・ 太田静子とこの年に出会う。	東京百景 新ハムレット
1943年	歴史小説「右大臣実朝」発表	右大臣実朝
1944年	長男誕生	津軽
1945年 各地を転々 (終戦間際)	戦争の影響が強くなる中、 まず先に妻子を甲府に疎開させる。 その後、自身も甲府に避難するが その甲府の疎開先も消失し 故郷津軽の生家へ避難	お伽草紙
1946年	11月、青森の疎開生活を終えて 妻子と共に三鷹に戻る	パンドラの匣
1947年 複数の 女性関係	3月に次女誕生。 一方でこの時期、 のちの心中相手・山崎富栄と 三鷹の屋台で出会う。 6年前に出会った太田静子との 不倫関係が進む中、11月には 彼女との子供が誕生してしまう。 年末には代表作の一つ「斜陽」発表	斜陽 ヴィヨンの妻
1948年	体調不良が続くも不倫相手・ 富栄に助けられながら 「人間失格」を執筆。 新聞に「グッド・パイ」を 連載中だった6月、 山崎富栄と共に 当時は水流が荒かった 玉川上水に飛び込み、 翌日彼女と共に遺体で発見。 (その日は39歳の誕生日)	桜桃 人間失格 [未完] グッド・パイ

メンタル不安定な売れっ子作家が、誘惑の多い東京生活をおくっていた点が早死の一員と言える。



 

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太宰治と周辺人物にまつわる人物相関図

新たな発掘(書簡)などにより解釈が変わってきた場合など微調整させてもらう場合があります