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足利氏・新田氏・徳川氏などに派生していくことになる「清和源氏」と並ぶ
メジャーな源氏「宇多源氏」の家系図。


 

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各世代の主要人物(敦実親王を軸とする)

敦実親王の親世代

宇多天皇	第59代天皇。 醍醐天皇・敦実親王の父。 一度「源」という名字をもらって一般人になったが 家庭の事情により皇族に復帰し、皇太子を経て天皇になったという 変わった経歴の持ち主。
藤原胤子 (いんし)	藤原北家の人物・藤原高藤の子。 そして敦仁親王(のちの醍醐天皇)・敦実親王などの母。

敦実親王世代

敦実親王 893-967 宇多源氏の祖	宇多天皇第八皇子。 長男ではないため天皇にはならず。 この人物こそが宇多源氏の祖(源流)。
藤原時平の娘(女)	敦実親王の妻。 そして源雅信や源重信の母。
敦仁親王 (のちの醍醐天皇)	宇多天皇の第一皇子。 そして敦実親王の兄。 897年、父の後継者として60代天皇に。

敦実親王の子供/宇多天皇の孫世代

源雅信 920-993 光る君へ キャスト 益岡徹	敦実親王の息子。 重信の兄。 また源倫子の父で、 藤原道長の義理の父にーあたる。 生前は左大臣として長く活躍。
源重信 922-995	敦実親王の息子。 允部の弟。 死ぬ間際、兄同様、左大臣に昇格。
藤原穆子 (ぼくし)	雅信の妻。 そして倫子の母。 藤原道長の義理の母。
藤原元方の娘	源雅信の別妻。 源扶義の母。

敦実親王の孫/宇多天皇のひ孫世代

源倫子 964-1053 光る君へ キャスト 黒木華	源雅信/藤原穆子の娘。 ２つ年下の藤原道長と結婚して制裁に。 そして、紫式部・和泉式部などが仕えた彰子などを産む。
藤原道長 966-1028 光る君へ キャスト 柄本祐	源倫子の夫。 そして藤原兼家の息子。 藤原彰子の父。
源時中	源雅信の子。 母親は不明。 生前は大納言まで昇進。
源扶義 (すけよし)	源雅信と"藤原元方の娘"の子。
源道方	源重信の子。 この人物の子孫は、3世代続けて百人一首の詠み人に。

雅信/重信の孫世代(百人異種詠み人世代の始まり)

藤原彰子	×百人一首とは無関係	道長と倫子の子。 一条天皇の妻。 雅信の孫。
一条天皇	×百人一首とは無関係	藤原彰子の夫。 藤原道長の義理の息子。 雅信の義理の孫。
源経信 百人一首 詠み人	百人一首の歌 夕ざれば 門田の稲葉 おとずれて あしのまろやに 秋風ぞふく	重信の孫。 通方の六男。 俊頼の父。 1016-1097

重信のひ孫世代

源俊頼 (としより)

百人一首の歌 うかりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを

経信の子。 1055-1129

重信の玄孫世代

俊恵 (俊恵法師)

百人一首の歌 夜もすがら もの思ふころは 明けやらで ねやのひまさへ つれなかりけり

俊頼の子。 経信の孫。 1113年生まれ。 若い頃に出家して僧侶に。

 

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宇多源氏の家系図