【読書の力】 名言集,電子書籍&雑誌情報etc

新選組の中でも特に人気が高い2人を比較したい人向けの年表。
新撰組関連の書物(小説/ノンフィクション)を読む時の予備知識としてお役立てください。



参考文献
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/tourism/1013070/1013074.html
https://www.goryokaku-tower.co.jp/history/
 

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基本情報比較(近藤勇と土方歳三)

 

	近藤勇	土方歳三
生家	宮川家 (出生名:宮川勝五郎) ＊宮川家に生まれたのち 15歳の頃に近藤家に養子入り。 名字が近藤になる	土方家
生家の生業 (職種)	農家	農家
出生地 (現在の市町村) 共に甲州街道 エリアである 点は共通	東京都調布市	東京都日野市
新選組での地位	局長	副長 (ナンバー2)
生年 近藤が一つ年上	1834年11月	1835年5月生
年齢の関係性	土方より一つ年上 (立場が上)	近藤より一つ年下 ＊生涯、勇の事は 「近藤さん」 と呼び続けた模様
没年 共に30代半ばで死去	1868年5月 (当時の4月)	1869年6月 (当時の5月)

 

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近藤勇と土方歳三の人生比較年表

 

近藤勇関連	西暦	土方歳三関連
のちの近藤勇、 調布の農家、 宮川家の三男として誕生 出生名 宮川勝五郎	1834年
	1835年	土方歳三、 現在の日野市で誕生
勝五郎、 幼くして母を亡くす	1839年
宮川勝五郎、 江戸の天然理心流3代目 近藤周助へ入門	1848年 (嘉永元年)
宮川勝五郎、 近藤周助に気に入られ、 近藤家の養子に。 それにより 名字が近藤に。	1849年 (嘉永2年)	歳三の義理の兄である 佐藤彦五郎 (歳三の姉の嫁ぎ先)、 日野の大火で暴徒に祖母を殺される。
	細かい 時期不明	暴徒に祖母を殺された彦五郎、 日野宿の治安維持のため 天然理心流3代目・近藤周助に入門。 ↓ その後、日野宿の屋敷に道場を開く。
	1851年	土方歳三、 江戸の天然理心流にへ入門。 のちの近藤勇と出会う。   [余談] 同じく多摩地域で誕生した二人は 意気投合して互いを尊敬し合い 血のつながりこそないものの 「義兄弟」の契りを交わす。
2人に関連 1862年/文久2年 のちに新選組結成のキーパーソンとなる松平容保、 京都守護職に就任
2人に関連 1863年/文久3年2月 2月に幕府が徳川家茂の京都入りに関した浪士組(警護組織)を募集。 これに応募し、近藤勇・土方歳三、沖田総司、京都へ向かう
2人に関連 1863年/文久3年3月 近藤/土方や、水戸から来た芹沢鴨は京都に残り、 壬生浪士組として京都の治安維持活動を行う (のちに新選組へと改名)
2人に関連 1863年/文久3年9月 近藤、土方などの若手、素行不良の年長者・芹沢鴨を暗殺。 邪魔な年長者が消え、局長近藤/副長土方体制が確立
狙撃されて一時離脱	1867年12月	近藤狙撃事件に伴い、 一時的にトップを務める
2人関連 1868年1月 ■戊辰戦争勃発 ■江戸に向かう
15代・慶喜の警護を短期間行う	1868年 2月
近藤、治安維持部隊として働く中、 流山(千葉)でつかまり、 東京の板橋で斬首の刑に。 その後、京都で首がさらされた。 近藤死去	1868年 4月	土方、会津へ。 ＊歳三、義兄弟・勇を哀れな形で 死なせてしまい、 後悔の念にさいなまれる。
	秋	東北地方を北上
	10月	仙台を経て函館入り
	1869年 (明治2年) 5月11日	函館で新政府軍から 激しく攻撃をされる中、 五稜郭を出撃したのち 銃撃されて戦死