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NHK「光る君へ」で話題の中宮・彰子(道長の娘)。
のちに一条天皇の后となる彼女を立派な女性へと育て上げた
彰子の主な女房(教育係/世話役)一覧を紹介。

 

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こんな疑問が解決

• 紫式部のほかに、中宮彰子に仕えた女性が知りたい
• 紫式部と和泉式部は有名ながら、他にもまだ中宮彰子に仕えた人物がいたのか知りたい
• それぞれの女房が共に宮廷で働いていた時期(被る時期)が知りたい

 

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中宮彰子の主な女房一覧表

基本情報

• 中宮彰子は987年頃の生まれ
• 藤原道長の長女

 

人物	百人一首 での読み歌	プロフ	宮仕えをしていた時期 /女房役の時期 (時系列)
赤染衛門 光る君へ でのキャスト 凰稀かなめ	やすらはで 寝なましものを 小夜更けて 傾くまでの 月を見しかな	960年頃に生まれた 年長者で 彰子の母である 倫子より少し年上。 80代まで生きて 1040年代に死去	道長の正妻である 倫子の女房としても活動し、 倫子が彰子が産むと 彰子の女房としても活躍。 1000年代には2度 夫の仕事の都合で 尾張に赴いていた 時期もあり。
紫式部 光る君へ でのキャスト 吉高由里子	巡りあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな	973年頃生	和泉式部より数年早く、 1005年に宮仕えを開始。 2013年前後に去る。
和泉式部	あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな	978年頃生まれ。 多数の男性と関係をもち 恋多き女 として語り継がれる	1009年頃からの 約10年間 彰子の女房として活躍
大弐三位 (本名=賢子) 紫式部の娘	やすらはで 寝なましものを 小夜更けて 傾くまでの 月を見しかな	999年頃生まれ。 紫喜式部とその夫・ 藤原宣孝の子として誕生	1005年、 母・紫式部が 宮仕えを開始すると 幼い娘の大弐三位(賢子)も共に 母と宮仕えするようになった。 その後、後冷泉天皇の 乳母として働いた時期もあり。
小式部内侍 和泉式部の娘	大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも 見ず天の橋立	生年不明ながら 1025年に若くして死去。 (紫式部の娘と同世代) 和泉式部とその夫 橘道貞との間に誕生。	1009年に母が入廷すると 母と共に宮仕えを開始。
伊勢大輔 (いせのおおすけ) (いせのたゆう) 読み方複数	いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日九重に 匂ひぬるかな	男性的な名前ながら 男性ではなく女流歌人。 生年不明。	1008年頃に 彰子の女房として 宮仕えを開始。 紫式部や和泉式部と 宮仕えの時期が被り 親交があるとも 伝えられる

時系列から分析すると、ベテランの赤染衛門のみわからない部分があるものの、
1009年頃には、百人一首で有名な上記6人のうち、少なくと5人が宮廷で共に過ごしていた事になる。