F1とインディカーの違い



タイヤむき出しのフォーミュラカー分野において
ピラミッドの頂上に位置する2つのライバルシリーズ。

互いを真似し合いながら切磋琢磨してきた。

 
 
  F1 Indy car
運営に関連する
団体等

国際自動車連盟
(FIA)

*JAFなど
各国の自動車連盟
を統括する団体
 

インディアナポリス
モータースピードウェイ
(IMS)
 
創設 1950年
1996年
 


*CART(チャンプカー)から
独立した形。
ただし、前身も含めると
F1より歴史が長い。

2008年にチャンプカーを編入。
 
世界3大レースに
組み込まれている
レース
モナコGP

走行距離
260km
 


インディ500
(インディアナポリス
500マイルレース)

走行距離
約800km

1911年スタート
 
基本的な
コース
の走行方向
 


時計回り

*反時計回りも
増加中

 

反時計回り

主な開催地
 
欧州
アジア
北米

車体
 
チームごとに違う 皆同じものを使う
(ワンメイク)

エンジン
 
チームごとに違う チームごとに違う

走るコースの傾向
 
ロードコース中心
昔はオーバルばかりだった。

しかし、
今ではロードコースと
ストリートコースのほうが多い
 


スタート方法

 
スタンディングスタート ローリングスタート
(F1と同じ方式に
チャレンジした事もあり)

グリッドの列
 
2列
基本的に2列。
インディ500は3列。
 

レース時間
 
約1時間半
2時間前後から
3時間のレースが多い
(セーフティーカーが
出やすい事もあり)

 

参戦チームの傾向
 
自動車会社系の
メーカーが中心
プライベートチームが参戦
(プロのレーシングチーム)


過去の
主な日本人参加者

 


中嶋悟
鈴木亜久里
片山右京
中野信治
高木虎之介
佐藤琢磨
中嶋一貴
小林可夢偉

 


[スポット参戦]
星野一義
野田秀樹
etc

 
中野信治
高木虎之介
松浦孝亮
武藤英紀
佐藤琢磨

 


[スポット参戦]
松田秀士
etc

表彰台に
上がった日本人
 

鈴木亜久里
佐藤琢磨
小林可夢偉
 
高木虎之介
武藤英紀
佐藤琢磨


シリーズ内の
レース優勝者

 
×

*3位が最高。
(2019年時点)
佐藤琢磨
(2013年初優勝)


歴代の
主な年間王者

 


二キ・ラウダ
アイルトン・セナ
アラン・プロスト
M・シューマッハ
ナイジェル・マンセル
キミ・ライコネン
F・アロンソ
ルイス・ハミルトン
S・ベッテル
 


[インディカー(1996年以降)]
ダリオ・フランキッティ
スコット・ディクソン
トニー・カナーン
ライアン・ハンターレイ
ウィル・パワー
ジョセフ・ニューガーデン
ダン・ウェルドン

 


[CART/チャンプカー]
ナイジェル・マンセル
ファンパブロ・モントーヤ
セバスチャン・ブルデー


*マンセルが王者となった
1993年当時は、
CARTシリーズ内に
「インディ500」
が組み込まれていた。

 

テレビ中継
 
フジテレビNEXT
DAZN
GAORA
BS1(インディ500のみ)

スポット参戦
 

自分が作ったチームで
シーズン中の数レースに
出るような事は不可
 
柔軟に可能。

そのため、レースにより
出走台数が違う

特徴
 

勝てるチームと
勝てる車ははじめから
ある程度決まっている。

ドライバーランキングも
車の速い順に並ぶ

車体がワンメイクのため
どの車にもチャンスがある


ただし、
年間チャンピオンに
輝くのはトップチームの
ドライバーである傾向。
 


欠点

 

お金がかかりすぎるため
資金力を持ったドライバーしか
参加できない傾向
 
F1と比べて
スポット参戦がしやすい中、
レベルの低いドライバーが
レースを混乱させる事がある
日本での人気 下降中
上昇中
 


1チームあたりの
ドライバー数
 
2台と決まっている
何台でもOK。
柔軟。

1台チームから
4台体制チームまである
 

参戦コスト
 
高い 低めといわれる
(具体的には不明)

最高速度
 
時速350km前後 時速400km近い

レース開催時間
 

昼間が中心。
ただし、夕方や夜の
レースも増加中
 
昼間中心ながら
土曜日の夜のレースも多い。


セーフティーカー
方針

 
極力出さない レースを面白しくするため
積極的に出す


日本でのレース
 
あり
なし。

2010年代初頭までは
存在していた
 


総合的な
参戦ドライバーの
技術レベル

 
インディより高い F1よりやや低い

順位に関する
扱われ方
 
TOP3
が特別扱いを受ける

優勝者のみが特別扱い。

表彰台はあまり注目されず
年間の中で
「TOP5フィニッシュ」
「TOP10フィニッシュ」
を何度経験したかが
重要視される傾向。

表彰台シーンは
中継にてフィーチャーされる
事もない傾向。
(放送時間によっては
表彰台シーンなしで
番組が終了することもあり)

 


何位まで
ポイントが
与えられるか?
 
10位まで
(2019年時点)
全員に与えられる。

ただし、
下位の獲得ポイントは
わずか

優勝者に
与えられるポイント 
 
25ポイント 50ポイント
ポイントシステム
(5位以内)


1位 25ポイント
2位 18ポイント
3位 15ポイント
4位 12ポイント
5位 10ポイント

 


1位 50ポイント
2位 40ポイント
3位 35ポイント
4位 32ポイント
5位 30ポイント

 


ファステストラップ
ポイント

 
あり
(2019年から導入)
あり


リードラップ
関連ポイント

 
× あり


Halo
(2019年時点)

ドライバー
保護のアーム

 
〇あり ×なし

*危険度高い。


その他

 
モナコGPは
世界で最も注目度が高い
モータースポーツイベント

(現地観客数は少ない)

1つのサーキットに
35万人を動員する
インディ500は
観客動員数世界一の
モータースポーツイベント

 


時計回りか反時計回りか、という点が昔から言われてきた大きな違い。

ただし、差がなくなってきている。
また、ロードコース中心かオーバル中心かという違いも大きかったが、
インディカーのオーバルレースが減っていて違いはわずかに。

そんな中、
  • 車体はチームごとに開発 or ワンメイク(全チーム同じ)
  • スポット参戦できるか or できないか?

この2点あたりが明確な違い。


そして、最初から結果がわかるF1に比べて、
ワンメイクのため誰が勝つか予想できないインディの人気が上昇中。



 




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