2019年度本屋大賞 受賞作品/ノミネート10作品の情報/比較




ノミネートされた時点で売り上げが伸びる、「本屋大賞」の関連データ。




 

2019年4月9日(火)に大賞が決定

  1. 『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ 435点
  2. 『ひと』小野寺史宜 297.5点
  3. 『ベルリンは晴れているか』深緑野分 282.5点
  4. 『熱帯』森見登美彦 250.5点
  5. 『ある男』平野啓一郎 242.5点
  6. 『さざなみのよる』木皿泉 239.5点
  7. 『愛なき世界』三浦しをん 208.5点
  8. 『ひとつむぎの手』知念実希人 167.5点
  9. 『火のないところに煙は』芦沢央 151.5点
  10. 『フーガはユーガ』伊坂幸太郎 136.5点


ハートウォーミング系の「そして、バトンは渡された」が受賞。




 
 

1月発表のノミネート10作品リスト(50音順)

 
  • 『愛なき世界』三浦しをん
  • 『ある男』平野啓一郎
  • 『さざなみのよる』木皿泉
  • 『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ
  • 『熱帯』森見登美彦
  • 『ひと』小野寺史宜
  • 『ひとつむぎの手』知念実希人
  • 『火のないところに煙は』芦沢央
  • 『フーガはユーガ』伊坂幸太郎
  • 『ベルリンは晴れているか』深緑野分







 


 

ノミネート10作品の詳細/比較


スマートフォンアクセスの際はテーブルを横向きにしてご覧ください。

 

作品名/タイトル
 
ジャンル あらすじなど


三浦しをん
「愛なき世界」




中央公論新社
kindle版あり
単行本447ページ
2018年9月発売

 
青春小説
理系
(植物関連)



Amazonで「星5つ」が多い作品。
三浦しをんさんは描く職場などを徹底取材してから
作品を作るタイプといわれます。

この作品では、
理系の研究室の内情が細かく描かれているそうです。


 



内容(「BOOK」データベースより)
恋のライバルは草でした(マジ)。
洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。
しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。

見た目が殺し屋のような教授、
イモに惚れ込む老教授、
サボテンを巨大化させる後輩男子など、
愛おしい変わり者たちに支えられ、地道な研究に情熱を燃やす日々…。
人生のすべてを植物に捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか!?

道端の草も人間も、必死に生きている。
世界の隅っこが輝きだす傑作長篇。



 


平野啓一郎
「ある男」




文藝春秋
kindle版あり
単行本354ページ
2018年9月発売

 
純文学系
 



こちらもAmazonで「星5つ」をつけている人が多い作品。
大衆性の高い作品である模様。


 



内容紹介
愛したはずの夫は、まったくの別人であった。
「マチネの終わりに」から2年。
平野啓一郎の新たなる代表作!

弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、
「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。

長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、
「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。

ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。
悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。

人はなぜ人を愛するのか。
幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。
「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。



 


木皿泉
「さざなみのよる」




河出書房新社
kindle版あり
単行本221ページ
2018年4月発売

 
ハート
ウォーミング系



この作品はページ数が少ないので、
長い小説は苦手だという人にはおすすめ。

書評を参考にすると後は心が温かくなる
典型的なハートウォーミング系作品であるようです。


 


内容紹介
小国ナスミ、享年43。
その死は湖に落ちた雫の波紋のように家族や友人、知人へと広がり―。
命のまばゆさを描く感動と祝福の物語!





 


[大賞]
瀬尾まいこ
「そして、バトンは渡された」




文藝春秋
kindle版あり
単行本372ページ
2018年2月発売

 
ハート
ウォーミング系
 



こちらもAmazonで「星5つ」が多い作品。
ハートウォーミング系かつ、感涙系であるようです。

 



内容紹介
森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。
だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。
この著者にしか描けない優しい物語。

「私には父親が三人、母親が二人いる。
家族の形態は、十七年間で七回も変わった。
でも、全然不幸ではないのだ。」

身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。




 

森見登美彦
「熱帯」




文藝春秋
kindle版あり
単行本523ページ
2018年11月発売

 
ファンタジー


この作品は一般書評では意見が真っ二つ。
ただし、森見作品好きの人にはおすすめ。


 


内容(「BOOK」データベースより)
沈黙読書会で見かけた『熱帯』は、なんとも奇妙な本だった!
謎の解明に勤しむ「学団」に、神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、
鍵を握る飴色のカードボックスと、「部屋の中の部屋」…。
東京の片隅で始まった冒険は京都を駆け抜け、
満州の夜を潜り、数多の語り手の魂を乗り継いで、
いざ謎の源流へ―!




 


小野寺史宜
「ひと」




祥伝社
kindle版あり
単行本296ページ

2018年4月発売

 
純文学系??

今のところ、評価はいまいち。
情報が少ないため詳しい内容はまだ不明。

 


内容紹介
店を開くも失敗、交通事故死した調理師だった父。
女手ひとつ、学食で働きながら東京の私大に進ませてくれた母。
―その母が急死した。

柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。
全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。
仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。
そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の惣菜屋で、
買おうとしていた最後のコロッケを見知らぬお婆さんに譲った。
それが運命を変えるとも知らずに……。


 


知念実希人
「ひとつむぎの手」




新潮社
単行本298ページ
2018年9月発売

 
ミステリー
サスペンス
(医療小説)






内容(「BOOK」データベースより)
大学病院で過酷な勤務に耐えている平良祐介は、
医局の最高権力者・赤石教授に、三人の研修医の指導を指示される。
彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、失敗すれば…。

さらに、赤石が論文データを捏造したと告発する怪文書が出回り、
祐介は「犯人探し」を命じられる。個性的な研修医達の指導をし、
告発の真相を探るなか、怪文書が巻き起こした騒動は、
やがて予想もしなかった事態へと発展していく―。



 


芦沢央
「火のないところに煙は」




新潮社
kindle版あり
単行本221ページ
2018年6月発売

 
暗黒ミステリ


ページ数少ない。
Amazon評価の意見は真っ二つ。


 



内容(「BOOK」データベースより)
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」
突然の依頼に、作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返る。
解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。
「私」は、事件を小説として発表することで情報を集めようとするが―。
予測不可能な展開とどんでん返しの波状攻撃にあなたも必ず騙される。
一気読み不可避、寝不足必至!!
読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!


 


伊坂幸太郎
「フーガはユーガ」





実業之日本社
kindle版あり
単行本284ページ
2018年11月発売

 

ミステリー?
(ジャンル微妙)
 




Amazon評価はかなり高い。
エンタメ小説で細かい分類は微妙ながら
ミステリー系に該当するようです。

ただし、一般書評によると残虐なシーンもあるらしいため、
そういうのが苦手な人向きではないようです。



 


内容(「BOOK」データベースより)
常盤優我は仙台市のファミレスで一人の男に語り出す。
双子の弟・風我のこと、
決して幸せでなかった子供時代のこと、
そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。

僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。




 


深緑野分
「ベルリンは晴れているか」




筑摩書房
kindle版あり
単行本480ページ
2018年9月発売


 
歴史ミステリ
(戦争系)


第160回直木賞にもノミネートされた作品。
(直木賞受賞はならず)

数々の有名人が絶賛しているミステリー作品。
ミステリー作品が好きな人にはおすすめの作品。


 


内容(「BOOK」データベースより)
総統の自死、戦勝国による侵略、敗戦。
何もかもが傷ついた街で少女と泥棒は何を見るのか。
1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ
米ソ英仏の4カ国統治下におかれたベルリン。

ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、
ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、
ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。

米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、
彼の甥に訃報を伝えるべく旅出つ。
しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり―。

ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。
最注目作家が放つ圧倒的スケールの歴史ミステリ。


 




 
 

2019年度翻訳小説部門


1位 アンソニー・ホロヴィッツ「カササギ殺人事件」
2位 トーン・テヘレン「きげんのいいリス」
3位 陸秋槎著「元年春之祭」

こちらは点数の公開なし。
順位だけの発表




kindle版あり


「カササギ殺人事件(上巻)」内容(「BOOK」データベースより)
1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。
鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、
あるいは…。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。
余命わずかな名探偵アティカス・ピュントの推理は―。
アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!










 

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