単行本と新書と文庫の違い




単行本(ハードカバー本)と新書と文庫の位置づけ、大きさなどの違い情報。


 
 

単行本(ハードカバー本)


まず、単行本とハードカバー本がまったく同じ意味合いかは
若干微妙な部分もありますが、同じものと扱わせてもらいます。


そして、単行本とは、多くの本の新刊の際の発行スタイルとなってきた、
基本的にハードカバーで覆われていて、本自体を折り曲げて片手で読んだりはできない大型本の事。


[例外]
コミックの世界においては、ソフトカバーで小さめなのが基本(新書サイズに近い)。


 

新書とは?


新書とは、表紙がそれぞれ個別にデザイナーを使って雇われているのに対し、
  • 大体のシリーズにおいて表紙デザインが統一されている
  • ハードカバーではなくソフトカバー

といったことが特徴の本。

もともとは1930年代に岩波書店がこのスタイルを誕生させたと言われ、
「単行本の軽装版」
「単行本の廉価版(普及促進版)」

といった意味合いが強い。

また、文庫とは違って再発売の形ではなく、
新書で発売されるものは、世に初めて発表される作品が大半であるのが特徴。


そして、単行本よりも明確に単価が安くて買いやすいため、
出版不況や電子書籍の普及の中、さらに普及が進んでいる。



 
 

文庫(文庫本)




文庫とは、新書同様に出版物の普及を目的にスタートしたと言われる小型本のこと。


そして、普及目的で品質は重視していないため、
単行本に比べると使われている紙の質は大幅に質の悪い傾向ながら、
安いものは500円前後で買えるのが魅力。

なお、基本的に「単行本の2年から3年後」に文庫化されるものが大半のため、
新刊本が文庫スタイルで発表されることはあまり多くない。


ただし、近年は紙本より安い電子書籍に対抗できる
「安価本」として新書同様に注目が集まっていて、
東野圭吾氏をはじめとした電子書籍反対派の作家が、文庫スタイルで新作を発表する動きもあり。





 


それぞれの特徴と違い
 
  単行本 新書 文庫(文庫本)
大きさ特徴 大きい 小さめで
細長い
小さくて、
単行本をそのまま
小さくした感じ

大体のサイズ
 
幅15cm前後
縦20cm前後

[新書版基本]
幅11.3cm
縦17.6cm
 
幅約10cm
縦約15cm

新刊本と
再発本の
割合
 
ほぼすべてが
新刊本
新刊本が多い 大半が
再発本
(単行本の2年後位)

位置づけ
 

基本的に
新刊本のため
にあるもの
 
単行本より安い
買いやすい
新刊本向け
の発行形式
単行本の
セール版的

価格相場
 
1500円から
1800円くらい。
700円から
800円くらい
500円から
800円くらい

長所
 

特になし。
(読者には)

出版するほうに
メリットがあるだけ
という感じ。
 

単行本よりも
明確に安い
 
安くて
買いやすい

短所
 

■高くて売れにくい
(買いにくい)
■片手で読めない
■折り曲げられない
■保存に場所をとる
 
特になし 単行本から
文庫化まで
2年から最大3年
くらいかかる
場合が多い

















 

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