純文学と大衆文学(エンターテインメント小説)の違いとは?

 

純文学と大衆文学(エンターテインメント小説)の違い


芥川賞と直木賞、両方の対象となっていることで有名な、
純文学と大衆文学のおおまかな違い。


純文学とは?

純文学とは、おおまかな意味合いとしては、
一般受けはあまり意識せず、表現などに関して「芸術性」を追求した文学の分野のこと。
そして、一般が求めているものに応えるのではなく、作家の思想を押し付けるような文学であるも特徴。
この分野の最高峰が芥川賞。

そして、一般受けはせず、相当な小説好きの人でないと
難解で読み進めるのも苦痛なものもあるため、一般的にはベストセラーは生まれにくいほか、
それに連動する純文学系の小説雑誌もかなり部数が低くて、いつ休刊になるかわからないような状態。

代表的な存在は村上春樹氏。
(村上氏は稀有な存在で、村上氏以外には大きなヒットを生み出せる人はいない状態)


大衆文学(エンターテインメント小説/エンタメ小説)

大衆文学とは、一般的には現代用語としては
「エンタメ小説」
「エンターテインメント小説」
という同義語で呼ばれている傾向の分野の文学のことで、
大まかな意味合いとしては、一般受けを意識しない純文学に対して
「大衆文学」という名称通り、たくさんの人に読まれることを意識し、
社会的ニーズをふまえて、ヒットを狙って幅広い人たちに向かって
分かりやすい言葉・表現にて書かれるのが基本。


現在における代表的な作家は、
作品が次々にテレビドラマ化・映画化される有川浩さんなど。


 

まとめると


芸人で例えるならば、
純文学は一部の人にしか受けないマニアックで好き嫌いのある芸人、
それに対して大衆文学は、爆笑問題やダウンタウンのように芸人側が
よりたくさんの人に受ける笑いを提供する事を意識していて、実際に国民的な人気がある芸人、というような感じ。


もしくはアニメ映画監督で例えると、
  • 純文学=押井守さんや高畑勲さん(特にマニアックな思想をもつ押井守さんが該当する印象)
  • 大衆文学=宮崎駿さん(かなり一般受けするため色々な法則を使って計算して作品を作っているといわれる)


 

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